いしやまかんのんこうえん
石山観音公園
魅惑の石仏めぐり
芸濃地区楠原西部の山中にある「石山観音磨崖仏群」は、日本各地に残された磨崖仏の中でも比類なき美しさと規模の大きさを誇っています。
山のすべてが、ほぼひとつの石で出来ている岩山に、刻み込まれた見事な仏像の数々は、訪れる者に圧倒的な印象と感動を与えてくれます。
石山の巨岩には阿弥陀如来・地蔵菩薩・西国33ケ所観音など、約40体の仏像を半肉彫りに刻み出しているのは県下にその例を見ない壮観さがあります。
◆驚きと興奮の大冒険 馬の背◆
石山観音を訪ねると誰もが驚きの声を挙げるのが巨岩・馬の背。
字のごとく馬の背に似ている事から命名され、晴れた日には遠く伊勢湾や知多半島までが眺望できます。
所要時間約1時間から1時間半(1周)
五番は比較的新しい千手観音像、6番は古い千手像、7番には当初の如意輪像があります。
石仏巡りの20番までは、すべて「馬の背」と呼ばれ巨岩の西斜面に彫られています。