自由研究テーマ大特集!小学生・中学生の夏休みに津市で学びたい内容を紹介します

お子様、お家の方の悩みを解決!年齢や学年に合った内容を事例集と共に紹介いたします。
津市は、長い歴史と文化に彩られたまちです。
津市にゆかりのある人物では、藤堂高虎や谷川士清、川喜田半泥子など多数の偉人が存在します。
ほかにも、津城や専修寺などの歴史的な建造物、津ぎょうざや鰻などのグルメなど、自由研究のテーマにふさわしい、名所やグルメが豊富にあります。
津市観光協会では、こうした様々なコンテンツを紹介や写真の提供などをすることができ、さらに今回は津市の歴史に詳しいボランティアガイドの協力を得て、より深い内容を掘り下げて、説明し「学び」を促す企画をしました。津市観光協会職員が厳選したテーマを一挙に紹介しますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。

藤堂高虎(とうどうたかとら)

津藩の初代藩主、築城の名手の戦国武将

藤堂高虎は、弘治2(1556)年近江国犬上郡藤堂村(のち在士村・現在の滋賀県犬上郡甲良町)に生まれました。元亀元(1570)年、15歳の時、浅井氏に仕え姉川の戦いで初陣し、その後豊臣秀吉の弟秀長に仕え各地を転戦し、文禄元(1592)年に紀伊国粉河(和歌山県那賀郡粉河町)で1万石を与えられはじめて大名となりました。その後、秀吉の下で2度の朝鮮出兵に参加し、その間伊予国板島(現在の愛媛県宇和島市)7万石をもらい、秀吉直属の大名となりました。
秀吉の死後は徳川家康と親しくし、慶長5(1600)年の関ヶ原の戦いでは大いに奮戦し、伊予国今治(愛媛県今治市)20万石の大名までになりました。築城の名手といわれた高虎は、家康の命により膳所城・丹波亀山城・江戸城・丹波篠山城など数多くの築城や修築を行いました。そして家康の信頼の厚い高虎は53才の時、慶長13(1608)年に伊予今治から伊賀国・伊勢国に転封となって津・伊賀上野城主となり、外様大名ながら大坂方をにらむ要衝の地におかれました。大坂冬の陣、夏の陣では先鋒として戦い、元和2(1616)年に27万3千石余となり、家康の死後は日光東照宮の造営にあたり、元和3(1617)年には32万3千石余の大名となり、全国の100分の1に当たる藩領を手に入れました。戦国を駆け抜けて立身出世した高虎は、老後にあっても自国にいる暇もなく東奔西走していましたが、さすがに病気には勝てず寛永7(1630)年10月5日、江戸の藤堂藩邸でその生涯を終えました。

また、シロモチくんという津市PRキャラクターがおります。
これは高虎の旗印丸餅3つから誕生した精霊です。
自由研究を進めていく中で、こういったトリビア的な情報があればより効果的です。

高虎を調べるなら絶対寄ってほしいスポットです!

津城

住所:
津市丸之内27
電話:
059-246-9020

谷川士清(たにがわことすが)

日本で最初の国語辞典「和訓の栞」を発行!

士清は、宝永(ほうえい)6年(1709)、津の八町で町医者の長男として生まれました。本職は有名な産科医でありましたが、傍ら国語学の研究と執筆に傾倒しました。
士清の書物で、まず最初にあげられるのは「日本書紀」の全巻を注釈した『日本書紀通証』25巻でしょう。その中でも、第一巻付録の「和語通音」は我が国最初の動詞活用図表であり、国語学史上特筆すべき業績と言えます。また、国語辞典の先駆である『和訓栞』は、全部で93巻ありますが、士清の生存中に全巻の刊行を見ることなく、士清が68歳で亡くなった後、遺族の手によって受け継がれ、実に100年の歳月をかけて刊行されました。

津市では「谷川士清の会」というボランティアガイドがみえます。

より詳細にディープに話が聞きたい方はぜひ予約して訪れてみてはいかがでしょうか?

士清を調べるなら絶対に立ち寄ってほしいスポットです!

谷川士清旧宅

住所:
津市八町三丁目9-18
電話:
059-225-4346

川喜田半泥子(かわきたはんでいし)

 『東の魯山人、西の半泥子』 『昭和の光悦』 とも称されました

半泥子は、歌川広重の浮世絵にも描かれている豪商「川喜田家」15代目の長男として誕生しました。
生後まもなく父を亡くしたため、1歳で16代目当主に。

陶芸家や実業家などさまざまな顔を持っており、三重県津市に本店を構える百五銀行の6代目頭取も務めています。
さらに、津市議会議員や三重県議会議員としても活躍しました。
仕事を終えたあとには、夜な夜な轆轤(ろくろ)を回していたそうです。

石水博物館は、半泥子を調べるなら絶対に立ち寄ってほしいスポットです!

公益財団法人 石水博物館

住所:
津市垂水3032番地18
電話:
059-227-5677

津城(津市丸之内)

築城の名手藤堂高虎が整備、見事な石垣は見応え十分!

天正8(1580)年に織田信長の弟・信包によって築かれた平城。慶長13(1608)年、築城の名手として知られる津藩初代藩主・藤堂高虎公が入府し、整備しました。現在は日本庭園を含むお城公園として整備されています。

津城

住所:
津市丸之内27
電話:
059-246-9020

高田本山専修寺(津市一身田町)

平成29年に国宝に指定された全国で5番目の大きさのお寺です!

300年以上前に建立された御影堂・如来堂は平成29年11月に国宝に指定されました。御影堂は現存する江戸時代以前の国宝指定仏堂で全国5番目の大きさを誇り、如来堂は我が国最大級の近世禅宗様仏堂として高く評価されています。

高田本山専修寺

住所:
津市一身田町2819
電話:
059-232-7234

給食発祥の大人気グルメ、津ぎょうざ

B-1グランプリでゴールドグランプリ!100年フード認定!みんな大好き津市のソウルフード!

学校給食発祥のご当地グルメ、津ぎょうざ。

直径15cmの皮で揚げた津ぎょうざは市内で約30店舗で取り扱われています。

連日、テレビ等で取り上げられて、大行列のお店も!

道の駅津かわげでは「津ぎょうざドッグ」、ちゃんこ料理の金鍋では「津ぎょうざ茶漬け」など変わりだねも。

津ぎょうざの歴史、給食の歴史などを調べるのもいいかも。

津ぎょうざを調べるなら絶対に立ち寄ってほしいスポットです!

自家製手もみ麺 ラーメンいたろう

住所:
津市丸之内4-20
電話:
059-223-1600

津のうなぎ

津市は全国1位の消費量だったこともあります

鰻専門店は市内に20店舗以上!安くておいしいのが津のうなぎです。

とにかく津市民はうなぎが大好き!

年末年始、お盆、GWなど、家族が集まる季節はもちろん、ランチタイムでも気軽にうなぎを食べます。

それぞれ、贔屓のお店を持っており、持ち帰りのお弁当にしたり、宴会で利用したりなどしています。

津のうなぎのお店の特集ページです!
こちらをクリック! 

この他にも、津市の歴史や文化、伝統芸能など様々な情報を提供します。

自由研究のまとめ方のコツを簡単に解説しますので、お気軽にお問合せください。

なお、令和6年7月28日(日)と8月3日(土)には津駅前観光案内所に、津市のボランティアガイドネットの方がきてくださいます。

より詳しい話が無料で聞けるこの機会にぜひ学んでみてはいかがでしょうか?