楯干し(たてぼし)とは何ですか?
「楯干し(たてぼし)」とは、満ちた海に網を張り、鯛やアジ、タコなどの魚を放流し、手づかみで採る浜遊びです。現在は子ども会や企業、グループなどの団体で利用する方が多く、それぞれの海の家で予約をしていただき対応可能です。



楯干しはじまりは、津藩が藩主や武士の娯楽や接待用の漁法として始めたものと思われます。
津の海は遠浅の海で満潮の時に竿竹で網を張り、干潮になった時手づかみで泳ぐ魚を獲る豪快且つ原始的なものです。
江戸時代、砂州の林の中に藩主の休小屋が設けられ、この浜は御殿場の名が付きスズキ、コチ、キス、ボラなどを獲物にしていました。
広く一般市民の娯楽になったのは、やはり明治維新以降で、現在では津の沖では取れない魚まで張った網の中に放し、引き潮に合わせて一斉に海に入って素手で捕獲し浜で食べたり、持ち帰る「楯干し」が観光や娯楽の目玉行事になっています。
