みさとふるさとしりょうかん
美里ふるさと資料館
ここ美里の地は、古来伊勢神宮の神領で、延応元年に薩摩守祐長が「地頭職」として、この地を治めました。
その後、祐長の子祐政が長野氏を称して長野城を拠点として付近一帯に勢力を伸ばし、忠勢を通じて栄枯盛衰をくりかえした歴史を持っております。
そのような風土と暮らしが育んだ幾多の文化財・伝統芸能が受け継がれて現在に至っています。
このような貴重な文化財や伝統芸能を保存するとともに、時代に生きた先人たちの生活のあとを振り返り、次世代を担う人たちがふるさとを誇りとして伝承していくことを願い、資料館を建設いたしました。