へいじせんべいほんてん
平治煎餅本店

笠の形をした卵煎餅が有名な大正2年創業の津を代表する老舗和菓子店
平治煎餅本店は、大正2年(1913年)に創業した、三重県津市を代表する老舗和菓子店です。津市の大門地区に本店を構え、100年以上にわたり地元の人々や観光客に愛され続けています。
看板商品である「平治煎餅」は、直径約4cmの小さな笠の形をした卵煎餅です。その形状は、津市の阿漕浦に伝わる「孝子平治伝説」に由来しています。
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物語によれば、貧しい漁師の平治が病気の母を救うため、禁漁区で魚を捕り続けた結果、捕らえられてしまいます。その際、浜辺に忘れた笠が証拠となったことから、この笠を模した煎餅が作られるようになりました。
平治煎餅は、卵の優しい甘さとザクザクとした食感が特徴で、子供からお年寄りまで幅広い世代に親しまれています。また、節分の時期には縁起菓子「福引せんべい」の製造でも知られています。
本店の所在地は、三重県津市大門20-15で、営業時間は9:00~18:00、定休日は水曜日と1月1日・2日です。店内には喫茶室も併設されており、平治煎餅を使ったスイーツや季節限定のかき氷なども楽しむことができます。
平治煎餅本店は、津観音の門前町に位置し、観光の際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。伝統の味を守り続ける老舗の味わいを、ぜひ一度お試しください。