あこぎづか
阿漕塚
津市柳山津興の住宅街の中に、「阿漕塚」と刻まれた小振りの石碑があります。この塚にまつわるのが、阿漕平治の伝説です。
その昔、阿漕が浦に平治という親思いの漁夫がいました。その母が病にかかり、日に日に衰えていったので、なんとかならないかと困り果てていると、阿漕が浦にいる「やがら」という魚を食べさせれば、回復するという事を耳にするのです。しかし、困ったことに阿漕が浦は禁漁の海でした。悩んだあげく、ついに海に網を入れ「やがら」を母親に食べさせると、元気になっていきましたが、ある嵐の夜、舟に忘れた笠が証拠になって捕らえられてしまい、簀巻きにして海に沈められてしまいました。この平治の怨念を鎮めるために建てられたのが「阿漕塚」です。



