つじょう

津城

続日本100名城に認定されました

津のランドマークともいえる津城。お城公園として美しく整備されており、お堀端や庭園を眺めながらの静かな散策を楽しめます。庭園は繊細な日本庭園と近代的な西洋庭園の2つ。春の桜、初夏のアジサイ、秋の紅葉など、四季折々の情緒ある風景が広がり、中でも春は、苔むす石垣と桜のコントラストが格別の美しさです。

織田信包が創築し、築城の名手・藤堂高虎に大改修されたこのお城。天守台や櫓(やぐら)もあり、本丸と西の丸の連なる石垣は見事。立派な高虎の騎馬像もご覧あれ。

隣接している高山神社もぜひご参拝ください。

津城の御城印は津駅前観光案内所(アスト津1階)にて販売しております

平成30年4月6日(城の日)より、お城東駐車場内に津城のガイド詰め所がオープンいたします。
土日祝9時~16時でボランティアガイドの方がご案内していただけます。(令和5年1月7日(土)から再開いたします)
津城に関するパンフレットも設置しております。(高山神社にもパンフレット設置しております。) 

■津城の歴史■

織田信包(信長の弟)が天正8年(1580)に津城を創築。以後、津は城下町として発展してきました。本丸を中心に出丸を置き、幾筋かの河流を城の外堀に取り入れたもので、 低湿地ながら防御には堅固な城でした。

その後、藤堂高虎公が四国伊予の今治(愛媛県)から移封、 慶長16年(1611)に大規模な改修を行い、北側の石塁を高く積み直し、その東北と西北の両すみに三重の櫓をつくりました。 また、城の周囲に武家屋敷をつくる一方で、伊予から連れてきた町人たちを岩田川の南に住まわせて、 伊予町をつくりました。
さらに高虎公は、参宮街道を城下に引き入れたり、城の東に堀川を切り開いたりして津の基礎づくりを行いました。 2代藩主高次公はそれをもとに城下を整備、明治維新まで津は32万石の城下町として栄えてきました。

明治になっても町はほとんど旧城下町のままでしたが、明治の終わり頃になって外堀が埋められ、 新しい道や町が作られるようになってきました。現在では、本丸・西の丸・内堀の一部を残すのみとなりましたが、 復興された角櫓の三層の白壁に老松がはえ、苔むす石垣とともに昔を偲ぶことができます。

DATA

住所
〒514-0033
三重県津市丸之内27
電話番号
059-246-9020
問合せ先
津市観光協会
SNS
アクセス
[鉄道]
近鉄名古屋線、津新町駅下車、徒歩15分。

[自動車]
伊勢自動車道、津ICから約10分。

[駐車場]
津市役所駐車場(無料)
津商工会議所前市営駐車場(有料)
備考